勝どき二丁目クリニック

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診療内容

当院は脳神経内科・心療内科・精神科・内科を総合的に診察できるクリニックです。
様々なお悩みから、一般内科・予防接種などについても気軽にご相談ください。

脳神経内科

頭痛

頭痛は、日常生活の中でよく経験する症状ですが、程度によってはとてもつらく、仕事や家事に影響することも多い現代病です。また、頭痛が深刻な問題の兆候である可能性もあります。

●片頭痛:
頭の片側に発生することが多く、発作性のズキズキした激しい痛みが特徴です。光や音を不快に感じることや、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。特定の誘因(トリガー)が存在する場合があります。
痛みを押さえる飲み薬や、痛みが起こらないように予防する注射薬など、新薬が使われるようになっています。

●緊張性頭痛:
最も一般的な頭痛で、ストレスや筋肉の緊張によって引き起こされることが多いです。後頭部を締め付けられるような感覚が特徴です。

●群発頭痛:
非常にまれですが、片側の目の周囲や額に針に指されたような非常に激しい痛みが数日から数週間にわたって周期的に発生します。涙が出たり眼球が充血したりすることもあります。

●薬物乱用頭痛:
長期間にわたって鎮痛薬を過剰に摂取することが原因で生じる頭痛です。鎮痛薬を使用しないと頭痛が悪化し、使用すると軽快するため、さらに鎮痛薬を乱用することになるため、注意が必要です。

●その他の頭痛:
特に以下のような症状がある場合には、速やかにご相談下さい。深刻な問題の兆候であることもあるため、適切な診断と治療が重要です。

・突然の烈しい頭痛
・の喪失や混乱
・四肢の脱力や言語の障害
・他の異常な症状を伴う頭痛

頭痛の治療は、原因や症状の重症度に基づいて異なります。鎮痛薬だけでなく運動・ストレッチや休息も効果があります。また、ストレスや心の問題の解決が必要になることもあります。
当院では、慢性片頭痛の治療・予防に非常に効果の高いCGRP関連治療薬(注射薬)による治療も可能です。ご興味のある方はご相談下さい。

認知症

認知症は、思考力や記憶力など認知機能が低下し、日常生活に支障が出る状態をさします。認知症を引き起こす病気で最も多いものはアルツハイマー病で、記憶力の低下が特徴です。アルツハイマー病以外にも、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など、さまざまな種類の認知症があります。また、うつ病や特発性正常圧水頭症など、認知症に似た症状を示す疾患で、治療可能なものがあります。それらを見逃さずに正確な診断をするためにも、認知症専門医がいる医療機関を受診することが重要です。

現時点では、認知症の完全な治療法はありませんが、患者さんを取り巻く環境を整えることや、家族の適切な対応、必要に応じた薬物の使用などが、症状の緩和や進行を遅らせることに役立ちます。

当院では、必要に応じて、画像検査や高次脳機能評価のために、他のクリニック、専門病院、認知症疾患医療センターと連携をとりながら診療を行っています。アルツハイマー型認知症の新薬レケンビ(レカネマブ)による治療は当院では行っておりませんが、対象となる方は専門病院に紹介することも可能です。

めまい

めまいには次のような種類があります。

●回転性めまい:周囲が回転しているかのような感覚
●浮動性めまい:ふわふわと不安定に浮遊するような感覚
●めまい感:主に体を起こしたときに起こる意識や感覚が遠のく感覚
●ふらつき:姿勢が変わったときや歩いたときに感じる体の不安定感

めまいの原因はさまざまですが、最も多いものは内耳(三半規管など)の問題です。良性発作性頭位めまい症(BPPV)、メニエール病、前庭神経炎などが代表的です。また、脳梗塞や多発神経炎、栄養障害による脳症によってめまいが引き起こされる場合もあります。
また、めまいはストレスや不安、抑うつに伴う症状として出現することも多いため、神経だけでなく精神面からのアプローチも重要です。必要な検査を行った上で、めまいの原因を特定し、薬物療法、理学療法、認知行動療法などを行います。

ふるえ【振戦(しんせん)】

ふるえ(振戦)の原因は様々ですが、代表的には以下のような疾患があります。

●本態性振戦:
手や頭部が震え、緊張すると強くなります。遺伝的な要因が関与していることもります。

●パーキンソン病:
手や指の震えはパーキンソン病の代表的な症状です。手足の動かしにくさや歩きにくさを伴います。

●代謝性疾患:
アルコール中毒やビタミン欠乏などの代謝性疾患では、振戦が症状の一部として現れることがあります。

ふるえの原因や種類によって治療法が異なります。詳細な診察や検査を行い、最適な治療をします。

しびれ

しびれは、身体の一部の感覚が低下する(感覚鈍麻・脱失)、あるいは異常な感覚が出現する症状です。神経は脳から手足の先までネットワークになっていますので、異常な感覚の分布で、どの部位に神経の損傷がありそうかを推測することができます。詳細な診察を行い、必要に応じて専門病院に感覚神経の検査を依頼することもあります。

また、しびれは精神的な要因によって引き起こされることの多い症状です。ストレスや不安、抑うつに伴う症状として出現していると思われる場合、当院では神経だけでなく精神についても診療を行い、薬物療法、認知行動療法など専門的な治療を行います。

パーキンソン病

パーキンソン病は、中高年期に発症する進行性の神経変性疾患であり、主にパーキンソン症候群とよばれる運動症状を特徴とします。この疾患は、脳の黒質におけるドパミンを産生する細胞の減少によって引き起こされます。ドパミンは、運動の制御や調節に関与する神経伝達物質であり、その減少によって身体の運動機能が障害されます。

〈症状〉パーキンソン病の一般的な症状は以下のようなものです。

●寡動(動きが少なくなる):素早く動けず、足が出にくくなります。声が小さくなります。
●筋強剛(筋肉が固くなる):手足が動かしにくく、表情が乏しくなります。
●振戦(ふるえ):何もしていないときの手足の小刻みな震えが特徴です。
●姿勢反射障害:体のバランスがとりにくくなり、転びやすくなります。

その他の非運動症状:嗅覚障害、便秘、精神的な症状(うつ症状や不安)、睡眠障害、疲れやすさなど、上記の運動障害以外にも様々な症状が出現します。

現在の治療法は、薬物療法を中心とした対症療法です。まれですが、外科治療が行われることもあります。
当院では、脳神経内科の専門医が、必要に応じて近隣の病院と連携しながら、パーキンソン病の診断、治療、ケアを行っています。中等度に進行したパーキンソン病では難病の申請も可能です。詳細については、お気軽にご相談ください。

てんかん

てんかんは、脳内の異常な神経細胞な興奮によって、一時的な脳機能の異常を引き起こし、発作として現れる疾患です。

てんかんの発作は様々な症状を引き起こします。意識消失を伴う全身けいれん発作だけでなく、瞬間的な意識の消失、突然出現する異常な感覚や感情、身体の部分的なけいれんなどの症状を引き起こすことがあります。

てんかんの原因は、頭部の外傷や脳血管障害による脳の損傷、アルツハイマー病、または遺伝的要因などさまざまです。詳細な病歴に加え、脳波検査、画像診断(MRIなど)などにより診断します。

てんかんは慢性疾患であり、治療は基本的には長期的な抗てんかん薬の服用です。また、生活習慣の改善やストレス管理、発作時の安全確保なども重要です。
当院では、てんかんの継続的なフォローや薬剤調整を行います。必要に応じて連携医療機関に検査を依頼しながら診療を行います。

心療内科・精神科

不眠症

寝付きがわるい(入眠困難)、途中に何度も目が覚める(中途覚醒)、早朝に目が覚めてその後寝付くことができない(早朝覚醒)といった症状が続くため、睡眠が不足し、日中の眠気で仕事や家事に支障をきたすことや、心身の不調が深刻化することがあります。

不眠症の原因は様々です。ストレスや不安、抑うつによるものや、生活習慣の問題(不規則な生活リズムや過度の飲酒・カフェインの摂取など)、身体疾患(睡眠時無呼吸症候群、ムズムズ脚症候群など)、睡眠環境の不良などが考えられます。

治療は、不眠の原因や症状によって様々ですが、一般的には睡眠に関わる習慣や環境を整え、薬物療法と心理療法を組み合わせて行います。不眠症による日常生活の支障がある場合はお気軽にご相談ください。

うつ

憂うつな気分が続く、今まで楽しかったものが楽しく感じられない、やる気がでない、集中力が続かない、眠れない(あるいは眠りすぎる)、食欲がない(あるいは食べ過ぎる)、訳もなく不安で落ち着かない気持ちがある、自分に価値がないような気がする、消えてなくなりたい気がする、などの症状がいくつかみられるとき、うつ状態である可能性があります。

うつ状態は、精神的なエネルギーが不足している状態です。肉体的な疲労や精神的なストレスが蓄積し、エネルギーを消耗することで起こります。しっかりと休養をとって、エネルギーを回復させることが必要ですが、時として十分な回復が困難なことがあります。そのような場合に、専門的な治療が必要となります。

当院では、身体疾患を除外したうえで、丁寧にお話を伺いながら、患者さんのエネルギーの消耗を減らし、回復力を高める方法について一緒に考えていきます。また、必要に応じて薬物療法を行います。まずはお話をお聞かせください。

パニック

パニック発作とは、突然強い恐怖感や不安感に襲われる症状です。動悸、呼吸困難、胸部の圧迫感、ふらつきやめまい、手足のしびれや震え、発汗やほてり感、吐き気や胃の不快感などの身体症状が出現します。この発作は誘因がなくても起こることがあります。発作が繰り返し起こり、常に不安であるために生活が思ったように出来なくなると、パニック症と呼ばれます。

パニック症の原因は複雑で、強い不安を経験したこと(心的トラウマ)だけでなく、遺伝的要因や生活のストレスが関連していることがあります。

治療法には、抗不安薬や抗うつ薬の投与、認知行動療法、リラクゼーションなどを行います。治療のゴールは、発作・不安症状をコントロールし、日々の生活を制限なく行うことです。発作が怖い、乗り物に乗れない、出かけることに不安がある等、お困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。

月経前症候群(PMS)

産後の心の不調

生理前のイライラや憂うつ感、疲れやすさ、頭痛・腰痛などは月経前症候群(Premenstrual Syndrome:PMS)と呼ばれます。症状は、一般的に月経が始まるとともに緩和されます。重度の症状が月経のたびに続き、社会生活や対人関係で問題が生じるものを月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder:PMDD)と呼びます。これらの原因にはホルモンの変動が関わっていると考えられます。治療には、心理療法、必要に応じて薬物療法を行います。

出産後の女性の心身には、ホルモンの変動に加えて身体的な変化、新生児の世話への不安や疲労、夫婦関係の変化、生活スタイルの変化からくるストレスが重なり、精神的な不調を引き起こすことがあります。眠れない、食欲がない、涙もろい、不安が強い、疲れがとれない、子どもをかわいいと思えない、笑顔が少なくなった、自傷・自死を考えることがある、などの症状がみられることは決して珍しいことではありません。また、男性にとっても、子どもの誕生前後は生活環境が大きく変わるため、心の不調が現れやすい時期になります。

ご自身のことでもパートナーのことでも、何か不安なことがあればご遠慮なくお気軽に当院にご相談ください。経験豊富な医師がお話を伺い、心理療法をおこなうとともに、必要に応じて、授乳中でも安全に使用可能な睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬を処方します。

内 科

一般内科診療

生活習慣病や風邪症状など、
総合内科専門医が一般的な内科診療を行います。

必要に応じて各種連携医療機関に紹介をします。

〈連携医療機関〉

●中央区
 聖路加国際病院

●江東区
 昭和大学江東豊洲病院

●港区
 東京慈恵会医科大学付属病院
 虎の門病院
 東京都済生会中央病院
 JCHO東京高輪病院

●文京区
 東京大学病院
 東京医科歯科大学付属病院
 順天堂大学付属順天堂医院

●台東区
 永寿総合病院

予防接種

予約にて以下の予防接種を行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

  • ● インフルエンザ(10月~1月):3,900円(小児2回目は3,600円)
  • ● 風疹:6,500円(5期、中央区補助対象の方は無料)
  • ● 麻疹:6,500円
  • ● 風疹麻疹混合:10,700円
  • ● 子宮頚がん(4価):16,500円(補助対象の方は無料)
  • ● 子宮頚がん(9価):26,000円(補助対象の方は無料)
  • ● A型肝炎:8,500円
  • ● B型肝炎:5,800円
  • ● 肺炎球菌:8,500円(中央区助成の方は1,500円または無料)
  • ● 小児肺炎球菌:11,000円(補助対象の方は無料)
  • ● 髄膜炎菌:24,000円
  • ● インフルエンザ菌(Hib):8,500円(補助対象の方は無料)
  • ● 五種混合(DPT-IPV+Hib):12,000円
  • ● 四種混合(DPT-IPV):12,000円
  • ● 二種混合(DT):5,400円
  • ● BCG:8,500円
  • ● おたふくかぜ:6,500円
  • ● 日本脳炎:8,500円
  • ● 水痘帯状疱疹(生ワクチン):8,500円(補助対象の方は4,000円)
  • ● 水痘帯状疱疹(組み換え):23,000円(補助対象の方は13,000円)
  • ● ロタウイルス(2回:ロタリック):15,000円
  • ● ロタウイルス(3回:ロタテック):11,000円